歯科充填器具(H.Kピンセット)の特許取得
平成24年6月16・17日
第33回日本歯内療法学会学術大会にて発表 秩父臨床デンタルクリニック 栗原 仁 【目的】 MTAセメントの有用性を効率良く発揮するためのピンセット型逆根管充填器を製作。 臨床で必要な効率の良い充填方法を発案。 【材料および方法】 ピンセット、MTAセメント、逆根管充填、歯根端切除 【成績】 臨床の成績は、ピンセットによっての技術格差をなくすことによって歯根端切除後の逆根管充填は 95%以上の成功率になった。 残りの5%の問題点は、部位別により出血やクラックの発見がマイクロスコープ下で確認しづらい ものに限られる。 【考察】 ピンセットの形状により前歯>小臼歯>大臼歯と臨床成績は落ちると思われる。 唇側や口蓋側からのアプローチによってマイクロスコープや拡大鏡の目視下であるとことが条件である。 ピンセットの到達範囲を考慮すると、いくつかの形状を考案されることがベストだと思われる。 【結論】 このピンセットの開発により、今までの逆根管充填の臨床成績を更にあげることができると思う。 ただし、その為にはドクターの練習が必要不可欠であり、練習なくして臨床成績の上げられるものは存在しない。 |
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